ケン坊の日記です。
ケン坊の日記
山あげ祭・裏方編(in那須烏山)
2009-07-27-Mon  CATEGORY: イベント(伝統歴史)
【短時間で”山と舞台”:若衆のきびきびした活躍】
7月26日(日):

何の世界でもそうですが、脚光を浴びる人もいれば全く陽の目を見ない裏方がいる。この裏方達(別名”黒子”)のお陰で主役達が伸び伸びと演じることができる。

今回は、そんな裏方や脇役にスポットを当ててみました。朝一番の演目だったので、裏方もまだ鋭気があったでしょうが、1日2~5回も”山”を作ったり壊したりで、1日の終わりにはどんな状態になるかなと、人事ながら心配しちゃいます。

11時半からの開演。1時間前に現場に行ったら、もう裏方さんがアチコチで作業開始していた。山担当、舞台担当、大道具小道具担当 etc  ギリギリまで作業が続く。

日本最古とも言われる回り舞台や、スライド式などの仕掛けも見ることができたが、見とれてて写真撮るの忘れてしまった。なんと間抜けなケン坊でしょう。そんな訳で、掲載すべき写真が・・・薄っぺらなものになってしまい伝わらないかも知れないな。

演目の将門も一度は見て欲しいが、こうした演目以外の裏方事情や仕掛けなんかを、自分の目でしっかりと見てみる価値がありますよ。

画像 038
↑ メインとなる舞台作り。 この後、真中の屋台?だけが左にスライドしたのにはビックリ。
   後方とのスロープやすき間をつくる・・・理由はあとで判明した。

画像 045
↑ 山の組み立て開始。建てる時に足場がずれないように重石(俵や麻袋)を十数個。
   青竹を組み合わせ、そこに和紙に描いた絵を竹に縛り付け、大きな山の絵ができていく。

画像 050
↑ 文字通り裏側では、組んだ竹に載せた絵を確認しながら一つひとつ縛り付けているところ。

画像 055
↑ こちらは舞台の裏側で、大道具小道具を準備しているところ。ガマの道具が・・・

画像 059
↑ 山が縛り終えたので、これから持ち上げる作業。
   前方では括りつけたロープを引っ張り、山は若衆が少しずつ上へ押し上げて立てていく

画像 065
↑ ようやく3基の山が立ち上がった。この後、一番下に絵を一列加えて完成です。

画像 071
↑ 舞台側からみた”山”。歌舞伎の進みに合わせて、この山が左右に動くらしい・・・
   残念ながら、そのシーンを見落としてしまった。次に見るときは場所が入れ替わっていた。

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↑ 出番まで30分はあるであろう子供達。日陰を探して出番を待つが時間が経つのが遅い。

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↑ 語り部の面々(上の段)と三味を奏でる面々もいまや遅しと開演を待ちわびる。

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↑ 山は花の季節に模様替え。何時の間にか前山が右に寄り大山が左側に現れた・・・

画像 116
↑ 炎天下、演ずる二人は汗だく。そして舞台横からは大きな団扇を煽いで風を送る役割も。

画像 108
↑ 舞台後方に座っていた黒の着物を着た人も、役者の汗を拭いたり、変身する際の着付け
   を担当している、一見、料亭の女将さん風。舞台下から小さな団扇で風邪を送る担当も・・・

画像 106
↑ 何が動いているかと思ったら、波を表現するため、4枚の水の絵を括った中心の棒を
   回転させることで互い違いに絵が上下し、観客席からはそれらしく見える。

画像 130
↑ 上演が終わると同時に折角組み上げた山を倒してバラし、次の上演場所へ移動して組み
   立て易いように、一つひとつ丁寧に元の状態に整理・・・何と大変な作業だ。


まだまだ沢山の工程がありましたが、身体は一つ、それと興味で見とれていて忘れたり>笑<で、一部しかお伝えできませんでした。
後は、想像を膨らませて・・・来年は自分の目で確かめていただくと県民としてあり難いな~。
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コメント

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コメントoyazi | URL | 2009-07-27-Mon 22:23 [EDIT]
おおきな祭りほど、裏方さんの力が必要になりますね。
この歌舞伎は裏方さんの気持も合わんと、歌舞伎そのものがちぐはぐになりそうですね。
相当に練習も必要になりそう・・・大変なことですね。
やり終えた時はホットするんじゃないの^^
裏方だからこそ重要な役割
コメント長さん | URL | 2009-07-27-Mon 23:46 [EDIT]
表舞台に立つ人間がいれば、必ずそれを支える裏方が必要なんです。そんな人たちに光を当てたのは良いことですね。
高校の文化祭では、Fケーブルを秋葉原に買いに行き、講堂の舞台の上や2階席を這いまわって照明のための配線をしたり、と裏方に徹しましたが、本番でうまく行った舞台を見ると、それなりにやりがいや達成感がありました。入社後は労働組合の役員をやりましたが、これなんかも裏方なんでしょうね。
山あげ祭に学ぶ
コメントケン坊 | URL | 2009-07-28-Tue 20:38 [EDIT]
【oyaziさんへ】
こんばんは。
oyaziさんは、いろいろと役をやられているから、裏方の苦労なんかも手に取るように判るのではないですか・・・
観客席から舞台を見る場所がバッチリ合うと、演じている内容と奥のヤマ、更に小道具が一体となって動いているのが見えます(今回は周囲をウロチョロしていたので残念ながら見ることができず・・・)。
木頭の笛と拍子木を合図に、若衆がそれぞれ持ち場で役割を見事に果たす。まさに演じ役も裏方もまさに一体って感じですね。
裏方にもいろいろあります
コメントケン坊 | URL | 2009-07-28-Tue 20:51 [EDIT]
【長さんへ】
こんばんは。
裏方の動き一つで、結果が決まるということを間近で見たという感じがします。裏方の人数が多ければ多いほど、気持ちを一つにすることが・・・大変ですよね。
だから、3日間が無事に終わった時の裏方のことを思うと、本当にお疲れさんと言いたいし、その音頭をとった「木頭」に関しては頭が下がる思いですね。

文化祭の裏方も大変ですが、労働組合の役員なんかは全社員を支える縁の下の力持ちという、重要な裏方です・・・それこそ多くの社員の生活まで背負う訳ですから、「裏方」という言葉では簡単に片付けられませんよ。
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