ケン坊の日記です。
ケン坊の日記
佐貫観音・奥之院の”平成の大御開帳”を堪能してきました
2015-03-18-Wed  CATEGORY: 歴史探訪(宇都宮以外)
27/03/15撮影 【速報しちゃったので新鮮味はありませんが、詳細に報告...】


62年毎に行われる”佐貫観音磨崖仏奥之院”の大御開帳

        前回の御開帳は明治12年(1879)でした

     そして次の御開帳は戦時中となったため中止に

 結果、今年136年振りに行われた”大御開帳”ということに

       この歴史的な大御開帳を写真でご紹介します
           (動画じゃないですが写真の枚数でカバーします)

    本日の主役である大岩の横顔です...高さは64㍍

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  高さ30㍍付近右手に小洞窟があり、別名:大悲窟という

        洞窟を風雨から守るため木の扉があります

 山頂からのロープは御開帳に向けて事前に準備されたもの

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  コレから始まる”平成の大御開帳”の時が刻一刻と近づく

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      そしてクレーン車も準備オーケー その刻を待つ

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     岩面には”佐貫観音磨崖仏”が彫刻されています

大日如来坐像で像高18.2㍍ 顔面の長さ3㍍ 顔幅1.64㍍

    風雨による浸食や剥落も進み線刻も見えにくく...

    顔の右上が崩落し今後は保存の動きもあるらしい

【ネットから】
佐貫観音は鬼怒川沿いにある石仏で、長年の風雨で傷みや風化、一部が崩落
したりしてますが、文化財保護のために早急な保全対策での調査や、鬼怒川に
架かる観音橋の架け替え工事の完成が2015年春の予定され、更に町制施行
50周年に当たることもありご開帳復活の後押しになったみたいです。

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    さて定刻になり、修験者によるほら貝が鳴らされたり

         読経のような声も聞えるが後方なので...

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          間もなく観衆の目が山頂へ向けられた

             そして低いどよめきが起こった

  登山家(御開帳作業の補助)が垂らされたロープを伝って

           軽々と言うか、いとも簡単に降りてくる

     見てるケン坊の方が手に汗を掻き、更に足が竦む

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    降り始めてから僅かの2分で踊り場へ着陸(着岩?)

       長いようにも感じたがたったの2分にビックリ

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           サポーターが着岩したのを見届けて

  地上からクレーン車で”渡辺副住職”が宙を舞って合流!

【昔の御開帳では】
  もう少し多かった松の木などから網を垂らしよじ登ったとの記録もあるようだが、
  今回は安全第一を重視し、文明の利器の登場となったらしい。

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     クレーンから岩場へ板を渡して...副住職が渡る

             またもケン坊の足が竦むシーン

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 そしてロープのハシゴを登って洞窟の扉へ一歩一歩近づく

       命綱の操作は補助者が...副住職を安全に

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     何度目かの挑戦でようやく一段高い場所へ移動

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     そして扉越しに洞窟に向かって読経を始めました

               洞窟の方を指さしながら...

            時おり気合のような声も二度三度

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    今度は副住職に代わって補助者が扉を開ける作業

         今度は開くかな? 一緒に身体がよじれる

   どうも扉の角が岩にぶつかるようで簡単には開かない

        バールのような道具を出して何度か挑戦

    何せ高所・悪い足場での作業なので時間はかかる

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   外された扉が落下しないように紐で括りながらの作業

         平地で行う作業では無いので止む無し

              そして遂にその時がきた~

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               一斉に拍手が湧きおこる

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      扉を外され開けられた洞窟へ副住職が潜入?

            136年振りに陽の目を見る洞窟

   洞窟の中の広さは幅2㍍ 奥行き2㍍の空間だという

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   入口の扉を慎重に降ろす一方で洞窟からもお宝が...

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             次々と明るみになる埋蔵品? 

     いや136年前に奉納した仏像や神像、厨子等々

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↑ ケン坊のカメラではコレが限界

    副住職と補助者が洞窟から取りだした仏像と神像を

          地上の観客に見せている場面

↓ コチラは16日の下野新聞に掲載された写真
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136年振りに外に出た仏像は地蔵菩薩とみられ高さ30㌢

        もう一つの神像と見られる像は高さ15㌢

                その木造の仏像とは...

↓ これも16日の下野新聞に掲載された写真
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    洞窟内から運び出された仏像等々が降ろされます

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 大御開帳で洞窟から運び出された宝物の数々が並べられ

         左の方の黒い台には仏像と神像が...

   真ん中辺の袋には厨子やその他のお宝が詰まってます

         そして左右には新旧の扉が並んでいます

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  今回(第20回)は”聖観世音菩薩”を納めると言う

    純金の仏像で高さ5.8㌢、重さ200gと非常に小さい

         東海寺檀家代表らが木札を持って奉納へ

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 こうして136年振りの大御開帳は本日の作業を終えました

         歴史的な行事に立ち会えて満足です!

 翌日、洞窟内の調査を終えた後に再び扉で閉ざされました

【奥の院に納める聖観世音菩薩と扉】 ネットから
今回、奥之院に納める聖観世音菩薩と交換される扉の木材(モミの木)は地元の
造林業の斎藤俊作さん(65)が寄進した。
直径120㌢と90㌢の2本で樹齢は約90年。ジックリ時間をかけて乾燥させ製材し
高さ1.5㍍、幅1㍍の扉が造られた。
斎藤さんは磨崖仏を手がけたと伝わる讃岐(香川県)の郡司、藤原富正の従者5人
の家系「佐貫五家」の一家です。

          次回の御開帳は62年後となります

↓ 17日の下野新聞に掲載された写真
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           速報! 平成の大御開帳(H27年)

         塩谷・佐貫観音磨崖仏奥之院(H24年)



        次回は関連ネタでも掲載しますかね>笑<


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コメント

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佐貫観音
コメントリンゴ | URL | 2015-03-18-Wed 18:44 [EDIT]
う~ん、残念!
事前にこの情報を得ていれば絶対に行っていたのに・・・(;^ω^)
翌日の新聞で奥の院136年ぶりの大御開帳の記事を読みました。
ケン坊さんのレポートは写真も多く詳細。
その場で見たかったですよ。
次回の御開帳はケン坊が130歳以上?
コメントケン坊 | URL | 2015-03-18-Wed 21:37 [EDIT]
【リンゴさんへ】
こんばんは。
当日、リンゴさんは絶対に御開帳を見に行って
るよねと魔女と話していたんですよ。
そこで(ブログ掲載で)先を越されないように
帰ってから急いで”先ずは速報を”ということで
ネタを編集してました...
結果的には急ぐ必要は無かったんですね>笑<
でも雪山からのレポには敵わなかったです。
月曜日の朝の全国版NHKニュースで見ました
コメントまっちゃん | URL | 2015-03-18-Wed 23:01 [EDIT]
これは情報通のどなたかが必ず見に行ってるなと思いましたが、
ケン坊さんでしたね。

それにしても136年振りというのは強力にインパクトあります。
次回の62年後にしても、九分九厘自分はこの世に居ない訳ですから文字とおり『万象繰り上げて』見に行けばよかったなとちょびっと反省。
でも、ケン坊さんの詳しい記事で救われました。

副住職さんもロープで確保されながら勇ましいものですね。
まだ若い方のようですが、実は日頃からボルダリングとか好きでやってたりして。
ニアミス覚悟でしたが...
コメントケン坊 | URL | 2015-03-19-Thu 20:16 [EDIT]
【まっちゃんへ】
こんばんは。
雪山が苦手なケン坊がまっちゃんに対抗するには
この手のネタですね(出来栄えは別にして)
もしやまっちゃんとニアミス?
覚悟で出掛けたんですが、皆さん雪山だったんで
二番煎じにならずに良かったです>笑<
あははは お坊さんが”ボルタリング”ですか?
あり得ますよね...それにしても最初に登場の
登山家には度肝を抜かれました。
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