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古峰ヶ原高原に佇む”深山 巴の宿”(in鹿沼市)
2011-10-03-Mon  CATEGORY: 歴史探訪(宇都宮以外)
23/09/18【危うく忘れそうでした。古峰ヶ原高原にヒッソリと佇む史跡がありました】

勝道上人がはじめて登山し、
ここに庵を結び苦修練行付近を峯修行し、3ヵ年の歳月を過ごした場所:古峰ヶ原高原


古峯神社の奥の宮で、最近ではパワースポットの地として人気も(本当ですか?)...


古峰ヶ原高原に

静かに佇む”深山 巴の宿”の史跡があります
               (じんぜん ともえのやど)


【巴の宿】ネットから
古峯ヶ原高原の足尾(あしお)境に位置し、やや窪地で周囲には堀がめぐっています。
檜の下の石祠には、勝道上人・日本武尊が祀られ、日光修験の峰修行の拠点として
長い間重要な役割を果たしてきました。

付近の石像や石祠に昔の峰修行の面影をみることができます。勝道上人は日光開山に
先立ち、天平宝字元年(757)のある夜、北方の大山の頂上に大剣が立っている不思議な
夢を見て、大剣峰(横根山)に登り3年間修行をした後、薬師寺(やくしじ)で研学、再び
大剣峰に登り庵を結んで修行したといわれます。

この庵のあったところの周囲の堀が巴文に似ているところから、「巴の宿」と名付け
られたといわれます。



画像 222

場所は、古峰ヶ原高原駐車場から600㍍位のところです。
爽やかな高原(湿原)のコースを歩くと、間もなく史跡に到着です...静寂な木立の中に

”栃木県指定重要文化財史跡 深山 巴の宿”と記された標柱が(いまにも倒れそう!)

画像 223

↑ 最初の案内板の向かいの鳥居をくぐり宿跡へ...ここを下り小川(沢)を渡ります。

本殿と御神木のあるところまで鳥居が4つもあります鳥居の数の意味するものは何?

画像 226

橋を渡ったところに立派な”石碑”がありましたが、文字が全く読めません...

(ご存知の方向けに)念のため載せておきます。

画像 227

ここが4つ目(最後)の鳥居で、その先が本殿(祠)のようです。

初代のご神木(祠の後)が枯れ、すぐ左手には二代目の御神木が立派なお姿を...

画像 231

本殿(祠)と御神木。

右手前には、古峰ヶ原で有名な天狗のウチワも奉納してありました。

画像 229

”弁天龍神”

駐車場で行き会った方の話:(竜神様に?)

生卵20個余りを池に入れる光景を見たという...

画像 225

弁天竜神が見下ろす場所に石碑が...次のように読めたが、間違っているかも!
(長さんより教えていただきましたので訂正します)

  ”愛し子の

      生命さ須けし神の池

          御神像まつりて こころ捧げん”

画像 233

深山 巴の宿から数十㍍離れると、周囲は秋空の色濃い古峰ヶ原高原の空とススキが!

まるで巴の宿のある場所とはギャップが...あり過ぎですね。

画像 211

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